皆さんこんにちは。都市環境サービスの前田です。今回のテーマは「主なごみの回収先」です。
当社では様々な場所からごみを回収していますが、どのような場所から集めているのか、詳しくご紹介したいと思います。
実は、当社で扱うごみの回収先って種類によって全然違うんです。ペットボトルから発泡スチロール、プラスチック、CD・DVDまで、それぞれに特徴的な回収先があるんですよ。しかも当社の回収方法も、私たちが直接回収に伺う場合と、持ち込みしていただく場合の両方があるんです。本記事では、当社が扱う主要なごみの回収先について、実際の回収現場の経験を基に詳しく解説していきます。
目次は以下の通りです。
① ペットボトルの回収先
② 発泡スチロールの回収先
③ PP・PEプラスチック回収先
④ CD・DVDの回収先
ペットボトルの回収先
ペットボトルの回収先は、私たちの生活に密着したところから集められているんです。実際の回収現場を見てみると、主要な回収先が見えてきます。
①地方自治体
まず最も重要な回収先が自治体です。各市町村が設置している回収ボックスや、定期的な資源ごみ回収で集められるペットボトルが、実は回収量としてはかなりの割合を占めているんですよ。住民の皆さんが分別して出してくれるおかげで、安定した回収ができています。
②スーパーマーケット
それから、スーパーマーケットも重要な回収先なんです。店舗の入り口付近に設置されている回収機、あれを見たことがある方も多いでしょう。お買い物のついでに持参してくれる方が多くて、実は結構な量が集まるんです。
③コンビニエンスストア
コンビニエンスストアも見逃せない回収先です。店舗数が多いし、立地も良いので、多くの人が利用しやすいんですよね。特に都市部では、コンビニからの回収が重要な役割を果たしています。
これらの回収先から集められたペットボトルは、手作業で異物を取り除いてから圧縮して保管されます。10トン車1台分になったら出荷するという効率的なシステムで運営されているんです。
発泡スチロールの回収先
発泡スチロールといえば、家電や精密機器の梱包材、食品トレイなどでよく見かけますが、実はその回収方法はペットボトルとは大きく異なることをご存じでしょうか?ここでは、発泡スチロール回収の特徴と、私たちが実施している2つの回収方法について詳しくご紹介します。
主な発生源は「事業所」
ペットボトルのように家庭から広く出されるのではなく、発泡スチロールの多くは事業所から排出されるのが特徴です。
例えば、以下のようなケースが代表的です:
・家電や精密部品の緩衝材としての発泡スチロール
・商品梱包用の厚みのあるスチロール材
・食品工場などで使われる食品トレイ
軽いけれど非常にかさばるため、効率的な回収方法が求められます。
発泡スチロールの回収方法は2通り
① 直接回収
当社では、関東一円の事業所へ専用車両を手配して直接回収を行っています。軽量で嵩張る発泡スチロールに合わせて、最適なトラックを選定。効率的に大量の資源を回収することが可能です。
・定期回収もスポット対応も可能
・事前のご予約でスムーズに対応
・事業所の規模や数量に合わせて車両を調整
「スチロールが倉庫を圧迫して困っている…」そんなときには、ぜひ直接回収をご利用ください。
② 持ち込み(いつでも歓迎)
もう一つの方法が、お客様自身による持ち込み回収です。当社でも受け入れを行っており、スムーズに搬入可能です。
・混雑時も待ち時間なくご案内
・軽トラックやワンボックス車での持ち込みに最適
・少量からでも対応可能なので個人事業主様にもおすすめ
回収後の流れ:リサイクル工程
回収された発泡スチロールは、そのまま再利用されるわけではありません。以下の工程を経て、リサイクル原料として生まれ変わります。詳しくは弊社のコラムで書かれているので参考にしてみてください。回収から再生までのプロセスがしっかり管理されているため、環境負荷の軽減にも貢献できます。
PP・PEプラスチック回収先
PP(ポリプロピレン)とPE(ポリエチレン)のプラスチックは、実は私たちの周りにたくさんあるんです。当社では関東一円から様々な回収先でこれらのプラスチックを回収しています。
主な回収先としては、
・自治体
・スーパー
・コンビニエンスストア
・事務所
・工場
・市場
などがあります。それぞれの場所で発生するプラスチック製品が回収対象となっているんです。
具体的にリサイクル可能なものとしては、塩ビ管やその他の塩ビ製品、ハンガー、精密部品の緩衝材、PPバンド、ラップ・フィルム、ポリドラム、ポリバケツ、プラスチックケース、コンテナなどがあります。
私たちの回収方法は2つあるんです。一つは直接回収に伺う方法、もう一つは持ち込みしていただく方法です。年中無休でいつでもお待たせすることなく受け入れ可能で、持込みも随時歓迎しています。
CD・DVDの回収先
CD・DVDについては、当社第6工場で受け入れているんです。CD・DVDの回収先は、他の廃棄物とは少し違った特徴があるんですよ。
主に持ち込みで処理させていただくことが多いですね。企業のオフィスからは、古くなったソフトウェアのCD-ROMや、データバックアップ用のDVDなどを持ち込んでいただきます。業務で使用していたメディアが不要になった時などです。
それから、レンタルショップからの持ち込みもあります。破損したり、貸出用として使えなくなったCD・DVDを処理のために持参されることがあるんです。製造業や流通業の関係者からも、商品として扱っていたCD・DVDで、返品されたものや売れ残ったものを持ち込まれることもあります。情報が記録されているメディアなので、適切な処理が必要ですからね。
まとめ
今回は主なごみの回収先について、実際の回収現場の経験を基に詳しく見てきました。ペットボトルは自治体やスーパー、コンビニから、発泡スチロールは事業所から、PP・PEプラスチックは工場や物流関係から、CD・DVDはオフィスやレンタルショップからという具合に、それぞれに特徴的な回収先があることがわかりましたね。
重要なのは、回収先によって発生するごみの性質も量も全く違うということです。だからこそ、それぞれに適した回収方法と処理方法が必要になってくるんです。
私たち回収業者は、これらの多様な回収先から効率的にごみを回収し、適切に処理することで、資源の有効活用に貢献しています。皆さんも、身の回りのごみがどこから来ているか、少し意識してみてくださいね。それでは、また次回お会いしましょう。
お知らせ
最後まで、読んでいただき光栄です。私たち都市環境サービスは、プラスチックリサイクルに特化した会社です。発泡スチロールの廃棄や燃料化に興味がある方、こちらのフォームから気軽にお問合せください。よろしくお願いします。